鑑定スタイルとその流れ

▼鑑定スタイルとその流れ

基本的な鑑定の流れは、生年月日時から四柱推命の命式と、西洋占星術のチャートを出すところから始まります。
依頼者の生年月日から、命術により、その人の運勢傾向や性格などを確認し、質問内容などを聞き始めます。
この際に、出生時間と出生地が分かるかどうかで、命術の適応範囲を絞り込みます。
出生時間と出生地が分かる方が鑑定をより詳細に掘り下げられるため、事前に調べておいてもらうことをお勧めしております。

命術を用いることで、その人の性格や運勢の波を把握することができ、質問内容をより具体的なものとして受け取ることができます。
その人の性格や運勢を元に、質問内容を考慮することで、何が問題となっているのか、内容が主観的なものなのか客観的なものなのかが分かります。
的を射た内容であるのか、思い込みや不安が強いのかどうか、主観が内容を脚色していないかどうかを判断することができます。
運勢の波を考慮することで、その問題となる事が一時的なものなのか、長い時間持続していくものなのかを判断することもできます。

命術での判断は、質問内容をより多角的に分析できるため、非常に大事な情報となります。
基本的に、四柱推命の命式作成や西洋占星術のチャートの作成は、正確さを重視し時間短縮のためにPCを活用しての算出になります。
古典的な占いでは、手書きのカルテなどを作成していましたが、現代ではPCでのカルテ作成が基本でありより正確なカルテを瞬時に作成することができます。
その人に合わせた運勢の波や、詳細な計算が必要な事項も、現代では瞬時に算出することができます。
鑑定時間が短縮され、短くて済むのも、このような時代背景があるからになります。

その人の生年月日時から、命術での性格や運勢傾向を把握し、質問内容をより具体的なものにした後には、詳細を掘り下げていくことが始まります。
これから訪れる未来に、どのような出来事が具体的に起こるのかを掘り下げていくために活用するのが卜術になります。
卜術は基本的にタロット占いを活用しての鑑定になります。
未来に訪れるであろう出来事や状況を占うことができ、人の深層心理やきもを占うことができるタロット占いがここでのメインになります。
質問に対しての未来がどのようになるのかを卜術を活用することで詳細に占うことができます。
問題がある場合には危険回避をする必要があり、順当に進む場合には気を抜かないことが大事になります。

人が何を考え、何を求めているのかを知ることや、自分や対称となる人自身がどのようになっていくのか、取り巻く環境はどのようになるのかを占うことができます。
仕事での成功や周囲からの評価、出世や収入変化の詳細、金銭事情や幸不幸の到来など、様々なことが卜術を通して占えるのが特徴です。
実際の鑑定では、このあたりの内容がメインとなり、質問に合せてその内容や将来を判断していきます。
タロット占いでの結果は、実に様々なものがあり、また展開されたタロットカードを解釈するのは非常に難しいものになります。
それをより具体的なものにし、詳細に解りやすくするのが命術の後押しでもあります。
同じタロットカードでも、性格が違う人や質問内容が違う場合には、解釈が大きく異なることがあります。
事前に命術で情報を得る事で、タロットカードが表している内容をより的確に把握することができます。

このように、命術を背景にし、卜術を活用していくことで、質問内容に合わせたより詳細な未来を鑑定していくことが基本スタンスになります。
そのため、生年月日の有無は大事な要素でもあり、自分だけではなく相手の情報に関しても生年月日が分かるかどうかで結果が大きく変わります。
生年月日が無くとも、卜術を駆使することで、見えてくるものは非常に多くのものになりますが、生年月日が分かる方がより的確なものになります。
一般的に、相手の出生時間が分からないのは普通の事でもありますので、相手の出生時間や出生地は分からないのを前提に鑑定を進めています。
出生時間や出生場所が分からないことよりも、生年月日が分かることの方が重要な要素になります。

基本的な鑑定の流れはこの流れになりますが、その他にも様々な鑑定内容があります。
姓名判断による鑑定では、妊娠出産における命名をすることもできます。
親御様の姓を考慮し、どのような画数の名前を付けるのが良いのかを姓名判断の解説を含めて鑑定していきます。
この際に画数だけではなく、漢字の意味や良し悪し、三才五行の影響や因縁の考慮など、色々な要素を含めて良い画数を算出することができます。
赤ちゃんの命名では、その子の生涯の名前を決める重要な事になるため、慎重に色々な要素を検討して進めていくことになります。
姓名判断における画数の良し悪しや三才五行、因縁や本人との相性などを考慮し、具体的な隠すを算出した後には具体的な漢字を決めていくことになります。

漢字にはそれぞれ意味があり、良い意味を持つ感じであれば名前に使うのも適切ですが、時に名前に使うには不適切な漢字というものがあります。
一般的に良いと思われるような意味を持つ感じでも、人の名前には適さないもの、漢字の字源を考慮すると使わない方が良いものなどがあります。
また、一般的に良い画数と言われている画数でも、その子に合わない画数となる場合、成長過程で問題を起こしてしまうことがあります。
姓名判断の結果が良くても、その人に合わない名前になる場合、問題を起こすことや罪を犯してしまうという事も少なくはありません。
凶悪な犯罪者の姓名が、姓名判断の結果だけを見ると非常に良いという場合も意外と多い事実になります。
このように、その子に合う名前を姓名判断の様々な視点から考慮し、算出していくのが姓名判断による命名になります。

赤ちゃんの名前を自分たちで決めたいという場合にも、姓名判断による手法で、適切な画数を提案することができます。
その際に名前に適した漢字の説明などもお伝えし、後にその画数から名前を決めて頂くということもできます。
芸名やペンネームのような仕事上で使う名前を姓名判断で決めていくこともできます。
その際にはその目的に合わせた良い画数と、その人に合う画数を考慮し、具体的な名前を決めていくという手順になります。
使用したい漢字などがあれば、それをどのように使うと良いのか、どのような構成で名前を考えていくのが良いかなどを提案させていただきます。

姓名や名前というものは、その人自身を表す固有名詞であり、人相や手相と同じようにその人を表す大事なものになります。
良い名前は良い運勢をもたらし、悪い名前を悪い運勢をもたらしてしまいます。
できるだけ良い名前にし、良い運勢を取り入れるというのが命名の大事な考え方になります。
このような考え方の背景があるため、考慮する漢字は普段使用する漢字であり、新字体や旧字体という判断ではありません。
普段使用する漢字を基本にして、姓名判断の様々な視点から命名を行うというのが姓名判断での鑑定スタンスになります。

運勢を向上させたいという人に対しては、奇門遁甲による開運術や、風水における開運を提案させていただいております。
奇門遁甲の開運旅行では、吉日吉方位に対して旅行に行くことで、運を得るというのを元に、吉日吉方位を算出しています。
目的の運勢に合わせての適切な吉日吉方位を算出していくため、どのような運気を取り入れたいのかを明確にすることが大事になります。
恋愛成就や結婚では、その恋愛運や出会い運を向上させる方位を取り、仕事での成功や出世を望む場合にはそのような方位を取ることが大事になります。
妊娠や出産、投資や健康という実に様々な運気を得る手法があるのが奇門遁甲での開運法になります。
上記までの鑑定では、命術で基本的な運勢や性格を考慮し、具体的にどのような未来が訪れるのかを鑑定するというスタンスでした。
ここでは、この基本的な運勢を一時的に向上させていくことや、訪れる未来をより有利に展開させるために運を得るというスタンスでの鑑定になります。

ワンランク上の未来を求めるというのが奇門遁甲での開運術であり、時間と労力、出費などもありますが、運だのみというような際には非常に有効的な占術になります。
元は兵法であった奇門遁甲は、まさに勝負の前に活用することで効率的に運気を得て、勝負への流れを作ることができるようになります。
あまり一般的に知られているような内容ではないため、需要はごく一部の人に限られています。
しかし、奇門遁甲を活用している人は、一般的な人よりも上の舞台で活躍している人が多く、望む人には非常にお勧めな内容でもあります。

風水による鑑定は、現地調査を行わないと詳細を鑑定することができません。
店舗などでの鑑定の際には、あくまで間取り図を元に、住居内の風水調整を提案させていただく程度のものになります。
住む人の命から適切な住居かどうか、どの住居をどのように活用するのかを判断していきます。
また、その住居の配置から、どのような気を持つ住居か判断し、それに合わせてどのような環境を構築するのかを提案させていただきます。
ここで重要になるのが、この鑑定は図面上だけの鑑定であり、現地での調査では違う結果になってしまう要素もあります。
風水で大事になるのは、その土地の良し悪しや磁場がどのような状態なのか、どのように気が流れているのかなどになります。
図面上では分からない周辺環境や実際の地場、隣近所や見える景色など、図面上から分かること以上にに重要になる事が多くなります。
風水鑑定をする際には、この点をご理解いただいた上での風水調整の可能性を提案させていただくといった流れになります。

本格的に風水の鑑定をする際には、不動産を購入する際に現地調査をすることから始めていくのがお勧めになります。
既に購入された不動産の場合には、実際の土地の良し悪しを判断し、その土地に合わせた建物を建てることがお勧めになります。
問題がある場合には風水調整をして危険を回避し、安定した気が得られるような環境を作っていきます。
既に土地も購入し、家を建ててしまっている場合には、その土地や建物に合わせて風水調整をすることが大事になります。
悪い気をできるだけ排除し、良い気を取り入れ、住む人に合わせて住居の活用法を考慮していきます。

賃貸などでの風水鑑定は、周辺環境などを変えることなどができないため、一時的な風水調整で対応していきます。
運気の向上を目指し、出来るだけ良い気を取り入れることを目指します。
賃貸でも、良い物件悪い物件というものがあり、引っ越す前に確認する事が大事であり、引っ越した後には一時的な調整をしていくという流れになります。
風水での影響は非常に強く出て長く続くものが、不動産の購入や永住地での風水の影響でもあるため、その際には重視することをお勧めします。
また、先祖の眠る墓地はそれこそ永続的なものも多く、風水の良し悪しが子孫繁栄の要でもあるため、風水を考慮する際には最優先にすべき内容になります。
墓地などを考慮する陰宅風水では、子孫の繁栄の有無が明確に出てくるため、結婚や妊娠出産、商売繁盛や家庭円満、健康状態などの問題への重要な対策法になります。
墓地の環境を整えることで、子孫の運勢が大きく変わってくるため、居住地の風水(陽宅風水)を考慮する前に、陰宅の風水を考慮する方が流れとしては適切でもあります。

このような鑑定スタンスで、内容に合わせてそれぞれ適切な占術を活用して鑑定を進めていきます。
質問内容に合わせて占術を選びますが、希望があれば、その占術での鑑定に絞ることもできます。
質問内容と希望の占術が不適切な場合には、説明して他の鑑定をお勧めすることもあります。
自分の手相を見てほしいというところから、彼の気持ちが知りたいと言われても、その人の手相から気になる相手の判断することはできません。
自分の風水調整をしたからと言って、相手の気持ちを変えることはできません。
相手の生年月日が分からず、相手の四柱推命や西洋占星術での鑑定をすることはできません。
必要な情報と分かる内容は占術によって様々なものであるため、質問内容に見合う適切な占術を使用して鑑定していくことをお勧めしております。

また、様々な占術の視点から、開運法や風水調整、命名や改名、吉方位やラッキーカラー、ラッキーアイテムなど様々なものが分かりますが、求められない場合こちらから無理に進めることはありません。
霊感商法やパワハラ、モラハラなどのトラブルを避けるため、求められない場合、こちらからの無理な提案をしないのが基本姿勢でもあります。
このような鑑定の基本背景があるため、商品の販売なども一切行うことがありません。
ツボや印鑑が別料金で出てくることもありませんので、安心して鑑定にお越しいただければ幸いです。